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Channel: スポーツナビ+ タグ:宮崎
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これが宮崎のリアル!巨人軍宮崎キャンプ観戦007!

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「じぇじぇじぇ!」そんな宮崎の1日目だった。休みを利用して、今日(12日)から2泊3日で宮崎にやってきた。目的はもちろん、巨人の春季キャンプを見学するためである。毎日の朝にはスポーツ報知を読んでいるし、G+のキャンプ中継も欠かさずではないが観ている。しっかりと情報は収集しているつもりだったが、実際に足を運んでみると知らないことの連続だった。たとえば、キャンプ地の宮崎県について。考えてみたら、「プロ野球のキャンプが行われている」くらいの認識しかなかった。もし自分が野球に興味が全くない人間だったとしたら、それすらも知らなかったかもしれない。あなたは知っていますか?宮崎の現実を。巨人の選手たちは青島のあるホテルを宿舎にしている。私は今回、そこから徒歩2、3分のところにあるホテルに泊まっているのだが、失礼だけどまあ田舎だ。とてもプロ野球の球団がキャンプを行っているとは思えないくらい、静かでのどかである。それは宿舎周辺のみならず、キャンプを行っているサンマリンスタジアム周辺も同様である。空港からタクシーを利用して約10分くらいで着くのだが、周りは田んぼ。東京ドーム周辺みたいにたくさんの店があるわけではないし、シンプルに言うと真逆だ。地元の人に聞くと、キャンプが行われているこの時期が最も賑やからしい。しかし、この数時間後。私はその言葉を信じることが出来なくなった。なぜなら、ホテルの周辺。結構大きな通りだが、まだ19時頃なのに人通りが全くない。店もほとんど出ていないから、辺りは真っ暗。ちょっと小腹が空いたからコンビニに行こうって、そのコンビニに行くのに何分かかるのだろうか?海が近いから風が強く、それに大きなヤシの木が揺らされてなんかちょっと怖さすら感じる。しかも、朝と夜は一気に冷え込む。「あれ?これで最も賑やかなの?」そして、さらにビビる。最寄り駅「子供の国」を通る日南線。なんと約1時間に1本しか電車が来ないのだ。「電車行っちゃったけど、まあ待てば良いか」なんて東京と同じ感覚でいたら、きっと痛い目にあうだろう。東京みたいに数分間隔で電車が来るわけではないのだ。しかも、電車が来たと思ったら2両編成。 SuicaやPASMOで改札をピッ!って…その改札すらない無人駅。乗車したら整理券を取り、降りるときにその整理券と金額を一緒に専用の機械へ入れる。そして、その金額を操作しているのは、まさかの車掌さん。一回一回、ハンドルを離して確認しなければいけないのだ。中央線みたいに、足下から暖かい風も出てこないし、なんか上には扇風機が付いているし、東京では見られない光景が並んでいた。 11年から2次キャンプを沖縄で行うようになり、タブロイド紙などでは「宮崎から撤退か?」なんて書かれたこともあるが、ここで一つ心配になった。もし、巨人が宮崎キャンプを撤退したらどうなるのだろうか?と。まさに「宮崎をどげんかせんといかん」状態。でも、宮崎の人たち温かいんだよなあ。いや、あったかいんだからぁ(クマムシ風) 慣れない土地に来てあたふたしていると、声を掛けて色々と教えてくれるし、外を歩いていると挨拶をしてくれるおじいちゃんもいた。なんか、話しかけやすいんだ。こうして実際に訪れた私も愛着が湧いてきたし、伝統もあるからこのまま宮崎でキャンプを行って欲しいんだけどなあ。こういったことは、テレビや新聞ではほとんど報道されない。自分で足を運んで、自分の目で確かめるしかないんだ。そして、そこで知らないことを目にしたり、耳にしたりする。そうした新しい発見って楽しいよなあ。そう感じた宮崎の1日目だった。

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